2020年08月06日
こんにちは!
アースケアの下田梨絵です。
いよいよ夏本番。
日焼け止めが、ますます欠かせない時季になりました!
そこで、毎年話題になるのが「SPFがどれくらいの日焼け止めがいいの?」という問題。
敏感肌・乾燥肌のウキウキメイトの皆様におすすめするのは、「SPF20~30」です。
今回は、その理由をご説明しますね!
特に、「肌に合う日焼け止めがない」「日焼け止めを使うと肌荒れしてしまう」という方は必見です!
SPFって何?
SPFは、その日焼け止めの紫外線カット効果を表す値です。
例えば、『SPF25』の日焼け止めは、何も塗らない肌が紫外線を1時間浴びて受けるダメージを、25分の1に軽減する効果があります。
『SPF50』なら50分の1です。
ときどき、「SPF50は、50時間効果が持続する」と言われることもありますが、これは誤解です。
ご注意くださいね^^
さてさて、となると、「SPFが高ければ高いほど、紫外線による肌のダメージが小さくなる」ということになりますよね。
でも実は、そうではないのです!
SPFは30でも50でも同じ?
各SPF値の日焼け止めを肌に塗ったとき、
「実際に、どの程度、紫外線が肌に到達しないか?」
を計測した紫外線防御率が明らかになっています。
これによると、
ご覧の通り、SPF30とSPF50の違いは、1.3%です。
この違いを、大きいととるか、小さいととるかは人それぞれですが、日常的に外出ができる程度の肌状態であれば、ほとんどゼロに近い違いだと思います。
つまり、SPF値30以上になると、さほど効果に違いはないということですね。
(ちなみに、どんなにSPFの値を上げても、紫外線から肌を100%守ることはできません。肌に塗布して使う日焼け止めの限界ですね。)
SPFが高くなるほど大きくなるデメリット
ただ、SPFの違いによって、変わることがあります。
それが、【肌への負担】です。
SPFの値が高くなればなるほど、肌に対する負担が増えていきます。
その理由は、配合される成分にあります。
一般に、SPF値を上げるためには、『紫外線吸収剤』と呼ばれる紫外線カット成分をたくさん配合しなくてはいけません。
この紫外線カット成分は、紫外線をカットする際、肌の上で熱転換を起こします。
肌が丈夫な方なら、大きな問題にはなりませんが、敏感肌・乾燥肌の方にとっては、この熱転換が、肌に刺激を与える場合があります。
刺激を受けた肌は、状態によっては過敏に反応し、赤く炎症を起こしたり、水分を保てなくなって乾燥肌になったりします。
「日に焼けて赤くなった!」と思っていた症状が、実は、この紫外線カット成分による炎症だった、ということもよくあります。
つまり、肌を守ろうと使っている日焼け止めが、肌状態を悪化させているおそれがあるんですね。
まとめ
このようなことを踏まえて、
敏感肌・乾燥肌にベストなSPFは?
というと、
「SPF【20】~【30】程度」
これが、紫外線と紫外線カット成分両方のダメージから肌を守る、ちょうどよい数値だ、と私たちは考えています^^
この考えのもとに、開発した日焼け止めが『やさしいUVカットミルク』です。
敏感肌・乾燥肌の方にも安心してご使用いただけることはもちろん、紫外線をしっかりカットできます。
「敏感肌・乾燥肌用の日焼け止めは、紫外線カット効果が不安」
「SPFは高ければ高いほどいいと思っていた」
「肌にあう日焼け止めがない」
という場合には、今回のウキメルを参考に、日焼け止めの選び方を見直してみてください^^
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