2020年05月22日
こんにちは、アースケアの平山加那です。
前回のウキメルでは、
をマスターしていただきました。
化粧品が急に合わなくなったときに行うことは、まず、ヒリヒリや赤み、かゆみなど症状が出ている【部位】と【出方】を確認。
症状が出ている原因を『体質』なのか、それとも『肌状態』によるものなのか、を見極めるんでしたね。
前回のおさらいはこちら↓↓
そして、該当の化粧品を中止した後は、敏感になった肌を落ち着かせるために次の2つを徹底して行いましょう!というお話をさせていただきました。
今回のウキメルは、その続きです。
該当の化粧品を中止した後の具体的なお手入れ方法について、お話しますね。
一日も早く健康な肌を取り戻すために、取り入れていただきたいことばかりです。
ぜひ、ご覧ください。
まずは、なぜ、この2つのケアが必要なのか、から見ていきましょう!
1.『保湿をする』『刺激や摩擦を避ける』を徹底する理由
2.保湿をする方法
∟使える化粧品がある場合
∟使えるものがない場合
3.刺激や摩擦を徹底的に避ける
∟極力メイクは控える
∟肌にはやさしく触れる
∟紫外線対策を行う
∟洗いすぎない
4.まとめ
『保湿をする』『刺激や摩擦を避ける』を徹底する理由
化粧品が肌に合わず使用を中止した後は、【1】保湿をする、【2】刺激や摩擦を避ける、この2つを徹底して行います。
化粧品でヒリヒリや赤み・かゆみなどの症状が起こった肌は、バリア機能が低下してることが考えられるからです。
詳しくご説明しますね。
私たちの肌には、
という防御機能が備わっています。
これを『バリア機能』といいます。
バリア機能がきちんと働いていれば、肌はうるおい、外部の刺激を受けにくい健康な肌を保てます。
しかし、何らか原因でバリア機能が低下すると、反対のことが起こります。
下記の図のように、肌は水分を失い、刺激を受けやすい敏感な状態に一転してしまうのです。
「アレルギー物質に触れて、肌が炎症を起こしてしまった」
「今まで使えていたのに、急に赤みやヒリヒリが出始めた」
というときは、まさに、このような肌状態になっていることが多いです。
この低下したバリア機能を補うために、【1】保湿をする、【2】刺激や摩擦を避ける、を行います。
つまり、今起こっている肌荒れを抑えると同時に、健康な肌を取り戻すためのケアというわけです♪
ひとつひとつは、決して難しいお手入れではありません。
ぜひ実践して、一日も早く健康でキレイな元の肌を取り戻しましょう!
それでは、さっそく、具体的なお手入れ方法をご紹介しますね↓↓
【1】保湿をする
化粧品が合わなくなった場合も、基礎化粧品を使って保湿を行いましょう。
使える化粧品がある場合、使える化粧品が全くない場合という状況にあわせて、保湿ケアの方法をご案内します。
使える化粧品がある場合
使える化粧品があれば、その化粧品で保湿をしましょう。
アクアテクトゲルが使えるなら
引き続き、アクアテクトゲルをご使用ください。
バリア機能が低下した肌の保湿には、特に最適です。
というのも、効果的で、肌にやさしく保湿ができるからです。
保湿とは、「水分・油分・保湿成分」をバランスよく肌に与えることをいいます。
一般的なスキンケアなら、化粧水で「水分」、クリームや乳液で「油分」や「保湿成分」というように、複数の化粧品を使って行いますね。
その点、アクアテクトゲルは、1本で、保湿に必要な3つの成分をバランスよく補給。
だから、効果的に保湿ができます。
さらに、1つで済むので、顔に触れる回数(刺激)を減らせるのも魅力です。
つまり、「保湿をする」「刺激を抑える」という、バリア機能が低下した肌に必要なケアをしっかり行えるのです。
こんなときこそ、高い保湿力&低刺激のアクアテクトゲルを、ぜひ活用してください。
アクアテクトゲルが使えない場合は
残念ながらアクアテクトゲルが肌に合わず使えない場合には、化粧水・乳液・クリームなどの基礎化粧品で保湿を行いましょう。
このときも、大切なことは、「水分・油分・保湿成分」を必ず補給することです。
この2つを必ず行いましょう。
バランスよく与えるのは、少し難しいかもしれませんが、水分:油分=8:2の割合を意識してみてください。
使える化粧品がない場合は、ワセリンがおすすめ
使える化粧品が何もない場合は、応急処置として「ワセリン」がおすすめです。
ワセリンは皮膚への刺激性が低いことから、敏感になった肌にも刺激なく塗れる可能性が高いためです。(ワセリンアレルギーの場合を除きます)
ワセリンを塗ると、肌表面に強力な油分の膜をつくります。
これによって、
という役割を果たします。
ただ、ワセリンでは水分を与えることができません。
ですから、乾燥した肌を、積極的にうるおす作用はありません。
そのため、肌が落ち着くまでの間、一時的に使用するものとお考えください。
肌が落ち着いたら、通常の化粧品での保湿ケアに切り替えましょう。
【2】刺激や摩擦を徹底的に避ける
化粧品が合わなくなったときには、刺激や摩擦を徹底的に避けましょう。
角質層のバリア機能が低下した肌は、いつも以上に、外部からの刺激を受けやすい状態だからです。
肌を刺激しないために、次のことに気を付けましょう。
極力メイクは控えて、肌に触れる回数と刺激を減らす
極力、メイクは控えましょう。
メイクを控えることで、「メイクをするとき、落とすとき」の刺激を減らせるためです。
どうしてもメイクが必要な場合は、次の3つを行いましょう。
落ちにくいタイプのメイク料ほど、落とすときに強い洗浄力が必要になります。
また、きちんと落とすために、肌をこする回数も増えます。
強い洗浄力も、こすることも、敏感な肌には大きな負担となります。
できるだけ、落ちやすいメイクを、部分的に使用しましょう。
また、メイクをしている時間が長いほど、肌は乾燥しやすくなります。
帰宅後、必要がなくなったら、素早く落としてくださいね。
肌に触れるときはやさしく
肌に触れるときは、次の2つに気を付けましょう。
角質層の厚みは、0.02mmほどでラップ一枚程度の薄いものです。
バリア機能が正常な肌であっても、触るときに力を入れる・こするなどを繰り返し行えば、傷つきます。
バリア機能が低下して敏感になっている肌なら、なおさら「やさしく触れる」ことが必要。
肌に触れる機会は、自覚していることから、自覚していないことまで、実に様々あります。
など
まずは、「今、肌に触れている」と気づくことからスタート。
そして、「力を入れない」「こすらない」に気をつけて、肌に触れるようにしましょう。
より具体的な方法は、以下の記事が参考になります。
日焼け止めや日傘などで必ず紫外線対策を行う
肌が敏感になっているときこそ、紫外線対策は必ず行いましょう。
バリア機能が低下していると、角質層にできたすきまから紫外線が侵入し、ダメージを受けやすくなるためです。
「ちょっとそこまで、買い物に行くだけだから」や、「今日は天気が悪いから」という油断は禁物。
短い時間でも屋外に出れば、必ず紫外線を浴びます。
また、雨の日には晴れの日の20%、くもりの日には65%もの紫外線が降り注いでいます。
どんなときでも、外出する際には、必ず紫外線対策を行ってくださいね。
日焼け止めは「適量を、やさしく」塗る
肌のバリア機能が低下しているときには、日焼け止めの塗り方にも注意しましょう。
日焼け止めの効果は、最低1グラムを塗って初めて発揮されます。
それよりも少ない量を塗っていると、紫外線から肌を守れません。
また、やさしくトントンと叩くように塗ると、摩擦が起こらず、バリア機能が低下した肌への負担が軽くなります。
具体的にどのように塗れば良いかは、↓↓からご確認いただけます。
ご紹介しているのは、アースケアの日焼け止めを使った塗り方。
しかし、これは他メーカー様の日焼け止めを使われている場合にも当てはまる方法です。
これからの時期、特に、紫外線対策は必須ですから、ぜひ、この機会に日焼け止めの効果を発揮させる正しい塗り方をマスターしてください。
日傘などグッズを使って紫外線対策強化
紫外線対策をさらに強化するために、日傘・帽子などで物理的に紫外線カットができるアイテムを併用するのがおすすめです。
万一、日焼け止めの塗り漏れがあったり、汗で流れたり、こすって取れてしまったりしていても、安心です。
日焼け止めが使えない場合
日焼け止めが肌に合わなくなって使えない場合や、肌荒れがひどく日焼け止めが使えない場合もあると思います。
こういうときは、
などの物理的に紫外線を防ぐアイテムで対策をしましょう。
選び方のポイントは、肌荒れ症状が起こっている部分をカバーできるかどうか。
例えば、肌荒れ症状が行っているのが
顔全体なら、日傘や帽子
目の周りなら、サングラスや帽子、日傘
口の周りなら、マスク、ストールを深めにまく
などがおすすめですよ。
皮脂を落としすぎない洗顔を行う
このような洗顔を続けていると、「洗いすぎ」になります。
洗いすぎになると、肌のうるおいを守っている皮脂を取りすぎてしまいます。
実は、皮脂も、バリア機能のひとつ。
そのため、洗いすぎはバリア機能の低下を招きます。
バリア機能の弱まった肌に刺激を与えないよう、皮脂を落としすぎない洗顔をしましょう。
すすぎ洗いは、人肌程度のぬるま湯を使う
すすぎ洗いをするときは、人肌程度のぬるま湯を使いましょう。
熱いお湯は、必要以上に皮脂を溶かしてしまうためです。
皮脂や汚れは、人肌程度のお湯で十分に落とせますよ。
洗浄力の強い洗顔料→洗浄力がマイルドな洗顔料へ切り替える
洗浄力が強い洗顔料を使っている場合は、洗浄力がマイルドな洗顔料へ切り替えることをおすすめします。
洗浄力がマイルドな洗顔料でおすすめなのは、もちろん、ダブルクレンジングゲルです。
さらに、
という魅力もあります。
また、ダブルクレンジングゲルは、第三者機関による『スティンギングテスト※』を行った結果、低刺激と認められました。敏感になった肌にも、安心してお使いいただけます。
アクアテクトゲルと併せて使うことで、角質層と皮脂膜によるバリア機能回復に効果的ですよ。
※選りすぐりの敏感肌の方を対象に、ヒリヒリや赤み等の刺激の程度をはかる機能性試験
まとめ
今回のウキメルでは、急に合わなくなった化粧品を中止した後のスキンケアについて、お話をさせていただきました。
【1】保湿をする
【2】刺激や摩擦を避ける
シンプルなケアですが、この2つを徹底して行うことで、敏感になった肌が落ち着き、健康な状態を取り戻すまでの道のりがグッと縮まります。
化粧品でヒリヒリや赤み・かゆみなどの症状が起こったときは、
を参考にして、健康な肌を取り戻すためのスキンケアを行いましょう。
もし、上記のスキンケアを行っても解決できないときは・・・
一人ひとり、肌質や生活環境は異なります。
そのため、「こういう場合は、どう対策したらいいのかな?」とお手入れに迷うことがあるかもしれません。
そんなときは、ぜひ、私たちにご相談くださいね。
ご相談の際、下記の項目を教えていただけると、あなたに合った対策をご案内しやすいです。
分かる範囲で構いません。
ぜひお教えください。
●気になる症状(ヒリヒリ、赤み、かゆみなど)
→
●症状が出る部位(顔全体、目の周り、口の周りなど)
→
●その症状はいつ頃が出ているか(1週間前から、2~3日前からなど)
→
●症状が出やすいタイミング(お風呂上り、朝、特になし)
→
●症状はどのくらいの期間続くか(半日続く、比較的すぐに落ち着くなど)
→
●今、使っている基礎化粧品(アクアテクトゲル、オイルクレンジングと洗顔フォーム、日焼け止めなど)
→
●どの化粧品を使ったときに症状が出るか(アクアテクトゲル、洗顔料など)
→
●ほかに気になることがあれば自由に
→
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