2019年08月08日
こんにちは。
アースケアの下田梨絵です。
夏になると、
「アクアテクトゲルでのお手入れ方法を少しアレンジして、スキンケアを行っている」
というお話を時々伺います。
例えば、化粧水とアクアテクトゲルを併用する方法です。
先日も、
「このお手入れ方法は、アクアテクトゲルの効果を損ないませんか?」
「併用するなら、どの順番で使えばいいですか?」
というご質問をいただきましたので、今回はこちらにお答えしたいと思います。
結論から申し上げると、
● 併用する場合は、『化粧水→アクアテクトゲル』の順でご使用ください
です。
「化粧水の使用感が好き」
「どうしても化粧水を使いたい」
という場合には、併用されるのもひとつの方法だと思います。
ただ、『肌をキレイにする』という視点で考えると、併用はおすすめいたしません。
化粧水を使用することには、
というデメリットがあるからです。
詳しくお話しますね。
化粧水を使うと、肌が乾燥する
化粧水にも様々な種類がありますが、多くの場合、配合成分の90パーセント以上を水が占めています。
人の肌は熱を持っていますので、肌表面についた水はすぐに蒸発をしてしまいます。
お風呂から上がると、体からたくさん湯気が出ますよね。
あれは、温まった体から大量の水分が蒸発していく現象です。
お風呂上りほど体温が高くない状態でも、同じように、肌表面の水分は蒸発します。
化粧水も同じです。
その化粧水に、水分を維持するための保湿成分や油分がしっかりと配合されている場合は、水分は蒸発しにくいです。
しかし、90パーセント以上が純粋な水ですので、この場合、化粧水もお風呂の水も大きな違いはありません。
つまり、化粧水をたくさんつけても、つけている間に、どんどん蒸発してしまう恐れがあるのです。
さらに問題なのは、蒸発していくときに、肌が持っていた水分も一緒に奪われていくことです。
これを『過乾燥』と言います。
こうなってしまうと、化粧水を使えば使うほど、肌は乾燥してしまいます。
これが、アクアテクトゲルとの併用であっても、化粧水をおすすめしない理由のひとつめです。
化粧水を使うと、肌に刺激になる
二つ目の理由は、肌に刺激(摩擦)を与えることです。
化粧水は液状ですので、肌にのせてもなじまず、たらたらと肌表面を垂れてしまいます。
そのため、肌に浸透させるために、手やコットンを使って、何度も肌に触れる必要があります。
この回数が多ければ多いほど、肌には摩擦による刺激が少なからず発生します。
普通肌の方なら大したことはないかもしれませんが、乾燥肌や敏感肌の人にとっては問題になることがあります。
特に、
というように肌が過敏になっている状態では、肌に触れる回数を極力減らすことがキレイ肌づくりの基本です。
ですから、化粧水を併用することで、肌トラブルの改善が遠のいてしまうことが心配です。
まとめ
「どうしても化粧水を使いたい」
「化粧水を使ったほうが満足度が高い」
という方は、まず、ご自身の肌状態をもう一度見直してみてください。
そして、
という場合には、化粧水とアクアテクトゲルを併用されるのもよいと思います。
もし、肌の状態が万全ではなく、
と思っていらっしゃる場合には、化粧水との併用は控えることをおすすめします。
その代わり、アクアテクトゲルだけで保湿のケアを行ってください。
アクアテクトゲルは、たっぷりの水分の他に、その水分を維持するための保湿成分・油分をバランスよく配合しています。
そのため、塗った直後から、肌をうるおし、水分をしっかり維持します。
また、肌なじみが良いゲル状ですので、慌てて塗ったり、何度も肌に触れる必要はありません。
顔全体にさっと伸ばすだけで、肌をうるおすことができます。
つまり、アクアテクトゲル1本でお手入れをすると、
● 刺激や摩擦を与えないため、肌にやさしい
これらは、乾燥肌や敏感肌だけではなく、シミやシワ・たるみ・にきびなどの予防にもつながります。
化粧品代も1本分で済みますしね(笑)
アクアテクトゲル1本でのスキンケア。
キレイ肌には一番の近道になります。
夏になると、化粧水のサッパリ感が特に気持ちよく感じられると思いますが、そういう場合にも、本日のお話を参考に、『現在の肌状態』と『これからなりたい肌』を踏まえて、お手入れ方法を選んでいってください。
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