2019年06月13日
こんにちは。
アースケアの下田梨絵です。
今回はご質問、というよりも、この時季によく伺う声を取り上げたいと思います。
その声とは、
お電話でお話を伺っているときに、ポロっとこぼれるこの言葉。
「確かにそうよね~」
とうなずいてしまいがちな言葉なのですが、一旦、深呼吸。
ちょっと注意を向けていただきたいのです。
この、 一見、当たり前に思える認識が、実は、キケンをはらんでいるのです。
初夏の肌で起こっていること
冬、空気は乾燥しています。
肌の水分は乾いた空気に触れて、蒸発していきます。
一方、6月・梅雨時の空気は、たくさんの湿気を含んでいます。
これは、肌にとってはプラスに働きます。
冬と同じように空気に触れていても、肌の水分は奪われにくいからですね。
でも!
ここで油断はできません!
これはあくまでも、梅雨時の『空気』の特徴にすぎません。
問題は、肌にあります。
梅雨時は確かに湿度が高いですが、湿度が高いと気温が上がります。
日本特有の高温多湿、あのムシムシした季節です。
気温が高くなると、私たちの体温も高くなります。
それを抑えるために、私たちは汗をかきます。
汗は蒸発するときに、熱と一緒に水分を奪います。
つまり、 肌は乾燥していくのです。
ところが、今の時季は、湿気をたっぷり含んだ空気に包まれているおかげで、肌の表面はしっとりしているように『思えます』。
実際に指で触っても、乾燥が感じられないことも多いです。
またこの時季は、皮脂腺の働きも活発になるため、一年で一番皮脂量が増える時季でもあります。
そのため、乾燥どころか、皮脂で指がヌルっとすべることもあります。
さて、肌がこのような状態になると、乾燥肌・敏感肌の人はどうすると思いますか?
梅雨は、誤解の季節
ある化粧品会社が行った調査では、乾燥肌・敏感肌の3人に1人の人が、今の時季、「肌がうるおっている」と判断すると言われています。
でも・・・。
ウキウキメイトの皆さまなら、もうお分かりかもしれません。
そうです、 『うるおっている』というのは、『勘違い』である可能性があります。
湿気を含んだ空気や、たくさん分泌される皮脂で、肌表面がしっとりしていたとしても、汗によって水分が蒸発している可能性があります。
さらに、今の時季から動き始める冷房や扇風機などの冷たい風は、肌の水分をどんどん奪っていきます。
そして、 このようにして肌が乾燥すればするほど、その乾燥を食い止めようと、肌は皮脂の分泌量を増やします。
もし、この事実を知らなければ、ウキウキメイトの中にも、湿気による肌のしっとり感や、皮脂に覆われた肌を「うるおっている」と感じて、「いつもよりアクアテクトゲルの量を減らしてもいいかな~」と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれません。
たくさん分泌される皮脂のベタつきを、「アクアテクトゲルが浸透しなくてヌルヌルしている」と勘違いされる場合もあります。
つまり、
この二つのせいで、梅雨時は、 「保湿しなくてもいいかな~」という大きな誤解を生みやすい季節!なんです!
「だよねだよね、知ってたわ~!」と思っていただければ私も一安心です。
「そうだったんだ・・・!」と、今、ちょっとドキッとされたなら・・・
大丈夫です!
まだ夏の入り口です。
失った水分を、今から取り返しましょう!
ということで、
「梅雨時もしっかり保湿しているわよ!」というウキウキメイトさんも
「正直、冬ほど保湿はしてないわ・・・」というウキウキメイトさんも
これを機に現在の保湿ケアを見直してみてくださいね♪
今の時季も、冬と同じように、いいえ、冬以上に、アクアテクトゲルを塗って肌を保湿することが、梅雨時の正しいスキンケアです^^
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