2019年02月07日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
先月のメールマガジンで、「ダブルクレンジングゲルは『メイク落とし』と『洗顔』を1度で済ませられますよ」というお話をしました。
これをお読みくださったウキウキメイトさんから、「つまり、ダブル洗顔(2回洗い)が必要ないということですか?」というご質問をいただきました。
はい、そのとおりです!
使用されているメイク料・肌質・肌状態によっては、ダブル洗顔なし=『メイク落とし』の1回洗いで終えられることがあります。
もし1回洗いで終えられるなら、そのほうが、肌に与える負担が減ります。
ですから、敏感肌やニキビ肌など刺激を極力避けたほうが良い肌状態の方には特におすすめです。
そこで今回と次回の2回に分けて、ダブルクレンジングゲルを使った『メイク落とし』と『洗顔』の方法について詳しくお話します。
もし、あなたが、
と思っていらっしゃる場合は、その答えが見つかると思います。
ぜひお付き合いくださいませ♪
では、さっそく始めましょう。
そもそも、『ダブル洗顔(2回洗い)』って何なのでしょう?
本当に必要なのでしょうか?
『メイク落とし』と『洗顔』 どうして分かれているのか?
どうして『メイク落とし』と『洗顔』が分かれているのか。
どうして2回洗いが必要なのか。
不思議に思ったことはありませんか?
私は、アースケアに入社するまでは、「メイク料は落ちにくいから、2回洗ったほうが良いんだろうな」という程度に考えていました。
メイクをしているときには、まず『メイク落とし(クレンジング料)』で洗って、その後、『洗顔料』で洗うという2回洗いの手順を、特に疑問を感じずに、そういうものだと思いこんでいました。
ですから、アースケアに入社して、それぞれの意味を知ったときには驚きました。
『メイク落とし』の後に『洗顔』が必要な意外な理由
メイク料は油分でできています。
ですから、水ですすいでも落ちません。
そこで、『メイク落とし(クレンジング料)』が登場します。
メイク落としの主成分は、『油分』や『界面活性剤』です。
界面活性剤というのは、油分とも水分とも相性の良い成分です。
ですから、界面活性剤を使うと、本来水分では落ちない油分(メイク料)を落とすことができます。
『メイク落とし』の仕組みを簡単にご説明しますね。
ところが、この界面活性剤が曲者です。
界面活性剤には、さまざまな種類があるのですが、メイク落とし(クレンジング料)によく使用されるのは『石油系の界面活性剤』です。
ものにくっつきやすい性質があるため、落ちにくいメイク料や油分にもよくくっつき、落とします。
でも、くっつきやすいが故に、すすいだ後も肌に残ってしまいやすいのです。
そのため、『メイク落とし』の後には、もう一度『洗顔』を行う必要が生まれました。
つまり、ダブル洗顔(2回洗い)の『洗顔』とは、肌に残ったクレンジング料を落とすために行うもの、だったのです!
(っていうことを、入社当時の私は知らなかったので、初めて知ったときにはびっくりしたのですが、勉強熱心なウキウキメイトさんにとっては、もしかしたら常識なのかもしれません^^;)
これを知っておくと、ダブルクレンジングゲルに2回洗いが必ずしも必要ではない理由が分かってきます。
ダブルクレンジングゲル
メイク落とし&洗顔が、1回洗いで終えられる理由
それは、ダブルクレンジングゲルには肌にくっつきやすい界面活性剤を使用していないからです。
そのため、洗い残しが起こりません。
また、油分も多くはありません。
通常、メイク料となじませる油分の代わりに、ゲルという形状によってなじみます。
つまり、メイク落としをした後に、ダブルクレンジングゲルそのものが肌に残りにくいのです。
オイルクレンジングなどと比べると、スルッと肌から落ちてしまいます。
これが、2回目の『洗顔』が必要ない理由です。
こうしてみると、一般的な『2回洗い』と、ダブルクレンジングゲルで行う『2回洗い』では、目的がまったく異なることが分かります。
一般的な2回洗いの目的は、クレンジング料を落とすこと。
ダブルクレンジングゲルの2回洗いの目的は、純粋に、1回目では落とせなかったメイク料を落とすことです。
洗浄力がマイルドであるからこその2回洗いですね。
ですから、1回で落とせるメイク料なら、メイク落とし&洗顔を1回で終えられるのです。
これは、敏感肌・乾燥肌の方にとっては、とても大きなメリットです。
どんなに洗浄力がマイルドでも、『洗う』という行為は肌に少なからず負担を与えます。
負担の要因は、『洗浄力』と『摩擦』です。
毎日の『洗う』行為が、2回から1回に減らせるなら、肌に与える負担は2分の1になります。
前回ご紹介したように、私の場合。
試しに、顔に触れる回数を数えてみたところ、
『洗顔(顔を洗って、すすぐ)』の間に、約30回
『メイク落とし(メイクをなじませて、すすぐ)』の間に、約40回
でした。
合計70回、肌に触れるわけです。
もしこれが、1度洗いで終えられるなら・・・しかも、それが毎日だったら・・・肌への負担が大きく変わることは想像できますね。
ですから、ウキウキメイトの皆さまにおすすめするのは次の2つです!
そして、さらにキレイづくりを一歩先に進めるなら、
ということで、次回は、『肌にやさしいメイク料の選び方』と、『肌にあわせたベストな洗い方』をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
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