2018年02月22日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
ウキウキメイトからよく頂く相談のひとつに『シワ』の改善があります。
ただ、シワと言っても、実は種類があり、それによって改善方法が異なります。
例えば、『小じわ』という表現があります。
「どんなシワを『小じわ』と表現するか?」は人によってさまざまで、『小じわ』と呼んでいても、本当はそうではない場合も多々あります。
ですから、まずは『小じわ』の定義をみんなで共有しておきましょう。
『小じわ』ってどんなしわ?
『小じわ』とは、『浅いシワ』のことを指します。
「しわの長さが短い」や「しわが小さい」から、『小じわ』と呼ぶわけではありません。
長さが短く小さくても、『深いシワ』もあります。
そして、浅いシワと深いシワは、それぞれ対策が異なります。
簡単に言うと、浅いシワは、化粧品で正しくケアをすることで、目立ちにくくなったり、無くなることが期待できますが、深いシワは、化粧品だけで改善するのは難しいです。
この違いをしっかり分かったうえでケアをしないと、望む結果にたどり着けません。
もし、あなたがシワにお悩みで、「化粧品のケアで対策をしたいな」とお考えの場合には、まず、そのシワが『小じわ』なのかどうかを次の方法で確認してください。
気になるしわが『小じわ』だった場合は、化粧品でのケア次第で改善が十分期待できます^^
さっそくその方法を見て行きましょう!
と言いたいところですが、その前に、「なぜ小じわができているのか?」を理解しなければ、正しい対策は行えません。
先に、これを見て行きましょう。
小じわってこういうこと
肌で何が起こってる?
人の肌は、表皮・真皮・皮下組織という3つの層で成り立っています。
一番表面にある表皮は、さらに4つの層で構成されています。
一番下の【基底層】で肌細胞が生まれ、その肌細胞が、形と役割を変えながら、肌の表面へあがっていきます。そして、最終的に、角質細胞となり、外部と接する肌の表面(角質層)を形成します。
ちなみに、肌の奥で肌細胞が生まれ、最終的に角質細胞がアカとなって体外に排出されるまでを『ターンオーバー』と呼びます。
小じわとは、この一番表面にある【角質層】がうるおい不足になっていることで生じます。
『浅いシワ』と言ったのはこういう意味です。
それに対して深いシワは、角質層のさらにもっと奥にある【真皮層】にまで達しているシワを指します。
『小じわ』は改善しやすい!
その理由は?
さて、化粧品でのケアで小じわを改善できる理由は2つあります。
1)化粧品が作用する範囲で起こっているから
化粧品が届くのは、『角質層』までです。
それより下の層には、肌と体の構造上、届きません。
そのため、『深いシワ』には作用できないのですが、代わりに、『浅いシワ』には作用できるというわけです。
2)表皮はターンオーバーしているから
健康な肌の場合、肌(表皮)のターンオーバーはおおよそ28日間だと言われています。
この間に、新しく生まれた細胞と入れ替わっているのです。
つまり、きちんとケアをすることによって、変化が起こりやすいのです^^
ただ、ここで気を付けておきたいことが1点!
28日間というのは、健康な肌の場合です。
年齢を重ねることや、肌が乾燥状態にあると、ターンオーバーは滞りがちなため、実際には28日よりも長い周期であることが多いです。
ですから、「28日お手入したのに、小じわが無くならない!」というのは当然です。
ターンオーバーにかかる期間は人それぞれですので、焦らずにお手入れをすることが大切です。
そして、小じわを改善するためには、実は、もうひとつ大切なことがあります。
小じわを改善するための
お手入れ方法と大事な考え方
小じわ対策で大切なこと。
それは、【肌のターンオーバーを意識しながらケアができるかどうか】です。
ただ漫然とケアをしているのと、ここを意識しながらケアを行うのとでは、その結果に天と地ほどの差が生まれます。
『小じわ(浅いシワ)』は、肌の表面がうるおい不足になってシワができているのですから、肌表面がうるおえば、それだけでも目立ちにくくなることはよくあります。
ただ、それは一時的な効果です。
肌そのものは乾燥しやすい状態のままですから、すぐにうるおいを失い、また小じわが現れてしまいます。
これではイタチごっこですよね。
ですから、小じわを根本的に改善するためには、目標を正しく設定します。
『今ある小じわを目立たなくすること』は、本当の目標ではありません。
正しい目標は、『健やかな肌細胞で肌を構成させる』こと。
つまり、ターンオーバーによって、現在の『乾燥しやすい肌』を『うるおう肌』に一新させることです。
もちろん、これには時間がかかります。あるときを境に、パン!と肌が入れ替わるわけでもありません^^
次の3つの段階でゆっくり変わっていきます。これをしっかり理解しておきましょう。
小じわのできにくい肌へ!
健やかな肌細胞で肌を構成するための3つのステップ
【1】まずは、朝昼晩、「健やかな細胞を作りだす」気持ちで、肌にうるおいを与えます。
具体的には、乾燥や小じわが気になる箇所にアクアテクトゲルを塗り、肌が乾燥しない状態を作りましょう。
おすすめのお手入れ方法は『プラスひと塗り』です。
まず、いつものように顔全体にアクアテクトゲルを広げて、保湿します。(1回のお手入れの目安量は『ゲル計量器1個分』以上です)
顔全体がしっとり潤ったら、小ジワが気になる部分に、もう一度アクアテクトゲルを塗ります。
これだけ、です。簡単すぎますね!
でも、この『プラスひと塗り』が、小ジワ改善に大きな差を生むのです^^
うるおい不足になった箇所に、少しでも多めに、水分・油分・保湿成分を与えることで、うるおいが維持されやすくなります。
【2】このようなうるおいのある状態を24時間維持すると、次第に、ターンオーバーが適切に行われやすくなります
24時間維持させるために必要なケアは、『こまめに』うるおいを与えること。
特に、目元や口元などの角質層が薄い部位は、時間の経過とともにうるおいが失われやすいです。
ですから、一日に何度もアクアテクトゲルを塗って、うるおいを維持しましょう。
おすすめの方法は、さきほどご紹介した『プラスひと塗り』をこまめに行うことです。
「日中にアクアテクトゲルをたくさん塗るのは難しい」という場合には、量を減らしてもかまいません。
例えば、目元の小じわになら、アクアテクトゲルを指先にちょっと取るくらいの量でもOKです。
こんなに少量でも、塗ると塗らないとでは、その後の肌のうるおい感が大違いです。浅い小じわなら、このひと塗りで目立たなくなることもありますよ♪
もちろん、たっぷり塗れる場合には、量を増やして塗ったほうが効果的です^^
目元や口元・頬など、小じわの気になる箇所にうるおいを与えましょう。
メイクをしている日もしていない日も、一日のうちにこまめにうるおいを補給して、24時間、うるおいのある状態を維持しましょう。
【3】2の状態を一定期間維持すると、肌を構成する肌細胞が、健やかな状態に入れ替わっていきます。
こうなれば、小じわの目立たない、いつでもプルっとうるおった肌で過ごせるようになります♪
まとめ
目標の設定を誤ると、【1】の段階でお手入れをやめてしまいがちです。
これでは、一時的な効果で終わってしまいます。
そうならないように、あなたは正しい目標設定をして、1~3のステップを進んでくださいね。
正直、アクアテクトゲルでの保湿ケアは、小じわ対策が大得意です^^
お手入れ方法は『ただ塗る』だけ♪
だからこそ、今回ご紹介した考え方が大切です。
今回のウキメルを参考に、小じわ対策を行い、肌の印象をさらにアップさせましょう♪
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