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2017年04月27日

美白化粧品でシミは消えるの?知っておきたい4つの疑問

こんにちは、アースケアの下田梨絵です。

前回から、『美白化粧品』についてお話しています。カンタンに前回のお話をまとめておきましょう。

    ★『美白化粧品』前回のまとめ★

    1. 美白化粧品を使っても、本来の肌色より白い肌にはなれない

    2. 美白化粧品の目的は、メラニン色素に働きかけてシミ・そばかすを防ぐこと

こういうことでしたね。

今回は、前回、解決しなかった疑問、「美白化粧品を使えば、シミはなくなるのか?」にお答えします。

美白化粧品でシミは消える?
美白化粧品でシミは消えるのか・・・。
シミでお悩みの方には、とっても気になる問題だと思います。美白に特化した化粧品を使うことでシミを薄くしたり、消したりできるなら、嬉しいですよね。ですので、私も、「美白化粧品でシミは消えますよ!」とハッキリお伝えしたいのですが・・・そうは言い切れないのです。

美白化粧品には、いくつかの疑問があるからです。詳しくお話しますね。

疑問【1】 美白化粧品は、どこまで届くの?

美白成分の作用のひとつは、メラニン色素の生成を抑制することです。でも、化粧品は、メラニン色素を生成しているメラノサイトには、たどり着くことができません。肌の一番表面にある『角質層』、これが邪魔をするからです。私たちがよく『バリア機能』と呼んでいるものです。

この角質層は、私たちの体の防御壁となって、体の内部に異物が侵入しないよう守ってくれています。異物というのは、ウイルスやホコリ、紫外線などはもちろん、化粧品もそうです。体に入ってしまうと異物です。ですから、どんな化粧品も、浸透するのは角質層まで。それより奥に、進むことはできません。

一方、メラニン色素を生成するメラノサイトは、角質層よりさらに奥にあります。だから、どんなに『美白』を謳った化粧品であっても、それが化粧品である限り、メラノサイトで行われるメラニンの生成に直接かかわることはできないのです。

疑問【2】 バリア機能っていらないの?
でも、世の中には、『角質層よりも奥に達することができる』といわれる化粧品があります。『医薬部外品』と呼ばれる化粧品です。実際、美白化粧品の多くは、この医薬部外品に分類されます。
「なんだ、じゃあ、角質層とかバリア機能とか、関係ないじゃない」と思われるかもしれませんが、よーく考えてみてください。

体を守るために存在するバリア機能をムリヤリ破って、その奥に、化粧品の成分を届けるのって・・・本当に肌にいいことなんでしょうか?

もちろん、そのおかげで美白成分がメラノサイトに働きかけ、シミの発生を防ぐことができれば、やっぱり嬉しいですよね。でも、他に影響はないのかな・・・というのが、気になります。

私たちはふだん、肌を刺激から守るためや、肌の水分を守るために、バリア機能を高めるスキンケアを行っています。一方、美白化粧品を使う時には、シミを改善するために、バリア機能の役割を無くそうとします。

相反することを、都合よく、バランスよく、実現することが、本当に可能なのでしょうか?

この疑問へのひとつの答えが、2013年に起こった『白斑問題』です。あれは、美白化粧品が、体の機能に反する作用をもたらした結果だと言えます。

疑問【3】 メラニン色素の生成、抑えていいの?
仮に、美白化粧品が、体に害を与えることなくバリア機能を通過し、メラノサイトに働きかけられるとしましょう。そして、美白化粧品が謳っているとおりに、メラニン色素の生成が抑制されたとします。

実は、ここにも疑問を感じます。
メラニン色素の生成を抑制して、いいのでしょうか?メラニン色素が黒くなるのは、紫外線などの外部の刺激から肌を守るためです。もしメラニン色素がなければ、確かにシミはできないかもしれませんが、紫外線は、これまで以上に肌の内部にまで達し、肌を支えるコラーゲン線維や、細胞を遺伝子レベルで傷つけます。

その結果、肌には深いしわができ、顔がたるみ、場合によっては、皮膚ガンなどの重大な病気を引き起こすことも十分考えられます。これって、私たちが実現したい『シミのない美しい肌』とはかけ離れているのではないでしょうか?

つまり、『メラニン色素の生成を抑える』という美白成分の性質そのものに、疑問を感じるのです。

【4】 効果の『程度』は、現実的なの?
とは言え、いくら誤解や疑惑の多い美容業界でも、全く効果のないものを販売することはないと思います(思いたいです)。ですから、美白化粧品には、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果が、実際にあるのだと思います。

4つ目の疑問は、その『程度』です。例えば、です。

『メラニン色素の生成を抑える成分A』があるとします。ただし、その効果を発揮するのは濃度100%の場合です。この成分Aを0.05%配合して美白化粧品を作ります。この場合、化粧品会社は、「配合成分には、メラニン色素の生成を抑える効果があります」と言えます

どういうことか、イメージしていただけるでしょうか?
この化粧品会社は、ウソはついていません。

でも、配合された美白成分は効果を発揮するには十分でないため、この化粧品を使っても、メラニン色素の生成はほとんど抑えられないでしょう。つまり、化粧品の実際の効果と、消費者が期待する効果との間に、大きなギャップが生まれるのです。

もし、美白化粧品の作用がこのようなものだとして、「美白化粧品はシミに効果がありますか?」と聞かれたら、『メラニン色素の生成を、ほんの少しでもいいから抑える』という意味では、イエスと言えるかもしれません。でも、『シミが消えてしまうような効果があるか?』というと、ノーでしょう。そして、美白化粧品を使う人が期待する『効果』は、おそらく、後者のほうだと思います。

シミを改善するために、化粧品ができること
以上を踏まえると、「美白化粧品を使ってシミが消えるか?」という質問には、ノーと言わざるを得ません。たとえ消えたとしても、肌や体にとって安全ではない恐れがあります。ですから、特に、敏感肌・乾燥肌のウキウキメイトの皆さまには、おすすめしません。

ですので・・・、ときどきウキウキメイトさんからご質問いただく『アースケアの美白化粧品』、これも、開発する予定はありません。ご期待に沿えず、申し訳ありません。

さて、ここまでの話だと、できてしまったシミに対して、化粧品は手も足も出ない感じですよね。
でも!実は、美白化粧品の効果の中で、できてしまったシミに対して、確実性の高い効果があります。

それは、『生成されたメラニン色素を排出する』ことです。これは、肌の角質層にあるメラニン色素を体外に排出することを意味します。肌の一番表面にある角質層で起こることですから、バリア機能をやぶるような特別なことをしなくても、化粧品が作用できます。

具体的には、肌を保湿して肌の生まれ変わりを促し、肌にたまっているメラニン色素を肌表面に押し上げて、排出します。その結果、できてしまったシミが薄く鳴ったり、目立ちにくくなることは十分期待できます。

この作用、どこかで聞いたお話ですよね?
そうです、いつも、アクシリオで皆さんが行っているスキンケアが、まさにこれなのです!

シミというのは、

  • 紫外線等の刺激を受けて、メラニン色素が過剰に分泌され続ける
  • ターンオーバーが乱れて、メラニン色素が排出されずにたまっている

このどちらか、もしくは、両方が起こっている状態です。ですから、

  • 刺激を避けて、メラニン色素の過剰分泌を抑える
  • ターンオーバーを促し、メラニンを排出する

この2つが、根本的なシミの改善方法です。それならば、シミ対策で行うべきことは、

  • 日焼け止めなどで紫外線をしっかり防ぐ
  • メイクや洗顔時に、肌に摩擦を与えない
  • しっかりと保湿をする

です。
いつもお伝えしているスキンケアでできることばかりですね。

美白化粧品と違って、角質層にのみ作用する『化粧品』だからこそ、肌や体にも安全に行える美白ケアです。より改善を早めたい場合には、ピーリングゲルで、ターンオーバーを促すことも効果的です。

実際、やさしいUVカットミルクで紫外線をカットし、洗顔後はアクアテクトゲルと、ピーリングゲルだけ、というお手入れで保湿をしっかりと続けられた方々から、「シミが薄くなってきた」「肌の色が明るくなった」という声はたくさんいただきます。

美白化粧品の効果は、この基本的なスキンケアの効果にはおそらく及ばないでしょう。

ですから、シミを改善したいウキウキメイトの皆さまには、肌に刺激を与えるかもしれず、かつ、効果が期待できない美白化粧品を使うよりも、アクアテクトゲルを使って毎日保湿のケアをしっかりと行うことをおすすめいたします。

ただ、「それでも、やっぱり美白化粧品が気になる!」という方も、なかにはいらっしゃると思います^^そういう場合の、美白化粧品の選び方を参考までにご紹介しますね↓↓↓

美白化粧品を選ぶポイント
現在、世の中には20種類近くの美白成分があり、多くの美白化粧品は、いくつもの美白成分を掛け合わせて製造されています。メラニン色素の生成を抑えるという作用についても、各化粧品によって異なります。

もし、あなたが今、美白化粧品を使うか迷っていらっしゃるなら、気になる美白化粧品の製造元に直接問い合わせをされることをおすすめします。

そのときには、事前に、【自分が実現したいのはどういう状況なのか?】をはっきりさせておきましょう。

  • 今のシミのない肌を維持したいのか?
  • 今あるシミを無くしたいのか?
  • 今よりシミを増やしたくないのか?

そして、次のような点を、製造メーカーに確認してください。

  • 『美白』というのは、どういう意味なのか?
  • どのような原理で美白が実現されるのか?
  • それは、あなたを、あなたの【実現したい状況】に近づけてくれるのか?

それで納得された美白化粧品を使われるのがいいと思います。

また、先ほどお話したように、どんな効果の高い化粧品も、紫外線を十分に防いでいなかったり、肌が乾燥している状態では、力を発揮できません。日焼け止めや防止・日傘などを使った紫外線対策、アクアテクトゲルでの保湿は、忘れずに行ってくださいね^^

今回のお話が、あなたのシミ対策・美白対策の参考になれば嬉しいです。

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