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2016年11月17日

プラセンタ配合化粧品ってどうなの?

こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
『プラセンタ』という言葉を耳にされたことはおありでしょうか?実は、この数年、「美容にいい!」といわれて注目されている成分です。化粧品業界では、特に『プラセンタ』が配合された美容液が大人気です。

気になる効果はというと・・・

  • 肌に透明感がない
  • 最近肌に元気がない
  • 肌の弾力がなくなってきた
  • 肌のざらつきが気になる

こういうときに使うと、「肌にハリやツヤを与えることができる!」と、想像できるようなことが、ある『プラセンタ配合美容液』の広告には書かれていました。乾燥肌やエイジングのサインでお悩みの方には、特に気になる効果だと思います。ウキウキメイトの皆さまからも、ご質問をいただくことが多いこの成分について、今回はお話しようと思います。果たして、『プラセンタ配合化粧品』には、どんなことを期待できるのでしょうか?

『プラセンタ』って何?
ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミド・ビタミンC・などなど、有名な美容成分はたくさんあります。でも、『プラセンタ』って、ちょっと聞きなれない言葉です。どういうものなのか、まずは基礎知識をつけておきましょう。

ちょっと意外な?プラセンタの意味
『プラセンタ』というのは、英語で『胎盤』を意味する言葉です。胎盤って、あの、お母さんのお腹の中にある胎盤です。赤ちゃんとお母さんの体をつないで、栄養や酸素を与え、代わりに、赤ちゃんから二酸化炭素や老廃物を受け取り、処理するのが胎盤の役割です。

この胎盤から抽出された成分が『プラセンタ抽出物』。この抽出物を精製して、化粧品やサプリメントに用いられるのが『プラセンタエキス』です。サプリメントや化粧品の成分としては、豚や馬・羊などの胎盤がよく利用されています。私は、最初に『プラセンタ』の意味を知ったときには、正直、ちょっとびっくりしました。すごいところに目をつけるんだな・・・と^^;

では、どうして『プラセンタ』は、こんなに注目されるのでしょうか?
その理由は、まさに、原料が『胎盤』だからこそ、他の美容成分にはない特長があるからです。

プラセンタが『美容にいい』と言われる理由1
成長因子

母親の胎内で赤ちゃんが育つとき、すさまじいスピードで細胞分裂が行われます。簡単に言うと、新しい細胞がどんどん作られる状態です。これには『成長因子』という特殊なたんぱく質が関わっています。そして、その成長因子をたくさん含んでいるのがプラセンタ(胎盤)です。これが「プラセンタが美容にいい」と言われるひとつめの理由です。「成長因子をたくさん含むプラセンタを使えば、肌細胞がどんどん作られて、肌がキレイになる!」確かに、なんだか効果がありそうですよね。

プラセンタが『美容にいい』と言われる理由2
豊富な栄養素

二つ目の理由は、プラセンタが豊富な栄養素を含んでいることです。赤ちゃんに栄養を与える大切な役割を果たすために、プラセンタには、

  • ビタミンB1・B2・B6・B12・C・D・E
  • ミネラル
  • 酵素
  • 核酸

といった、さまざまな栄養素が含まれています。

キレイな肌を作るために、栄養素が必要なことはもはや常識。ですので、「プラセンタを使えば、肌に栄養が行き渡り、肌がキレイになる!」と言われれば、これも、なんだかそんな気がします。
いかがでしょうか?プラセンタ配合の化粧品が人気の理由、少し見えてきましたね。それでは、プラセンタ配合の化粧品を使うと、本当にキレイになれるのでしょうか?

プラセンタ配合化粧品に『効果』はあるの?
元も子もありませんが、結論から言いますと、『成長因子』や『豊富な栄養素』といった「美容にいい!」と言われる特長は、残念ながら、肌にはほとんど影響を与えません。一番の理由は、『化粧品は角質層にしか作用しないから』です。

プラセンタ配合化粧品を肌に塗るとどうなる?
肌の構造をおさらいしましょう。
肌は、以下の図のように、表面から順番に、 表皮→ 真皮→ 皮下組織という3つの層に分かれています。

さらに、一番表面の【表皮】は、 角質層→ 顆粒層→ 有きょく層→ 基底層という4つに分かれています。

肌のターンオーバーイラスト

角質層は、角質細胞が何重にも重なって構成されており、角質細胞とは、『ケラチン』という死んだ細胞でできています。『死んだ』というとビックリされるかもしれません。でも、これは事実です。表皮の底にある『基底層』で生まれた肌細胞は、形と役割を変えながら、肌表面に上っていきます。(これをターンオーバーと言います)角質層にたどり着いた細胞からは、『細胞核』という、細胞の命みたいなものがなくなっています。ですから、角質細胞はそれ以上、育つことも変化することもありません。でももちろん、これにはちゃんと意味があります。細胞核を失い、硬く強い細胞になることで、角質細胞は外部の刺激から肌を守るバリア機能の役割を果たすからです。

つまり、健康な肌作りに必要なことは、

    1.基底層で肌細胞が生まれやすくすること
    2.生まれた肌細胞が立派な角質細胞になり、角質層を形成すること

の2つだと言えます。

そのために、バランスの良い栄養素を摂ったり、しっかり保湿をしてターンオーバーが適正に行われるようにすることが大切なんですね。ちょっと話がそれました。

さて、化粧品についてですが、以前にもお話したとおり、化粧品が作用するのは「角質層まで」と決まっています。これは、今お話した肌の構造上、当然のことです。体の内部に異物が侵入しないように、まさに角質細胞が働いているからです。プラセンタ配合の美容液も例外ではありません
では、これを踏まえて考えてみましょう。成長因子や豊富な栄養素は、死んだ細胞である角質層にどんな効果を与えることができるでしょうか?

角質層ではそもそも、肌細胞が新たに生まれることはありません。ですから、プラセンタに含まれる成長因子や豊富な栄養素の働きによって、「元気な肌細胞がどんどん生まれて、肌がぷるぷる・ツヤツヤになる!」ということは、起きないでしょう。つまり、多くの人が『プラセンタ』に期待している(=つまり、化粧品会社が「ある」と思わせているような)効果はない、ということです。

では、プラセンタ配合の美容液には、化粧品としてまったく意味がないのでしょうか?

プラセンタ配合化粧品に期待できる『効果』
プラセンタ配合の美容液に期待できる効果があるとすれば、『保湿効果』です。『保湿』は、化粧品に認められた唯一の『効果』ですので、プラセンタ配合の美容液にもこの効果なら期待できます^^
プラセンタエキスには、保湿作用も認められています。ですから、きちんと保湿ができ、肌が潤えば、

・ 肌にハリがでる
・ 透明感が出る
・ 潤いを感じる

という肌の変化を感じることができるかもしれません。

これなら、冒頭でご紹介したプラセンタ配合美容液が謳う『効果』もクリアできますね^^
実際に私も、アクアテクトゲルの上から塗ってみました。すると・・・いつもとの違いは感じませんでした。ここからは余談として、少しだけ感想をお伝えしておきますね↓↓↓

私が買って使ってみたのは、『プラセンタエキス原液100%の美容液』というものです。サラッサラの化粧水のような液体でした。

プラセンタ原液を手に取った写真

『原液美容液』という名称から、勝手にトロっとした質感の、油分に近いものを想像していたので、まずこのサラサラ感に驚きました。ただ、よく考えたら当然なのです。なぜなら、『プラセンタエキス原液』だから^^;

昔、アースケアが美容ドリンクの研究をしていたときに、井上から、プラセンタ原液の話を聞いたことがあります。プラセンタの原液というのは、本当にドロドロしていて、液体というより固形に近いものだそうです。とてもそのままでは飲めないので、美容ドリンクなどに配合する際には、水で薄めた『プラセンタエキス』を用います。同じ『プラセンタ』という名前でも、飲料と化粧品用では用いる成分が異なりますが、基本的にこれと同じことが言えます。『~エキス』というのは、ある成分の抽出液を水などの基材で薄めたものです。つまり、サラサラしていて当然なのです。このことをうっかり忘れて、『原液100%』という言葉のイメージに、見事に惑わされてしまったのでした^^;

また、そんなプラセンタエキス100%の商品なので、他に保湿成分が配合されているわけではなく、特に保湿効果を感じませんでした。ということで、個人的には、あえてその美容液を塗る理由を見つけられませんでした。(ほぼ新品の状態で、引き出しの奥にしまってあります^^; ただ、これは、私が、プラセンタ美容液に『保湿効果』しか求めていなかったから言えることですね。

もし、『プラセンタ』という成分に、

  • 塗るだけでツヤがでる
  • たるんだ肌が持ち上がる
  • シミが消える
  • 肌が元気になる

ということを期待していたとすれば、たとえ保湿効果を感じなかったとしても、塗り続けると思います。
このあたりは、化粧品の働きと肌の構造を理解した上で、何を信じて、どんなケアをするか、をひとりひとりが選択する点だと思います。そのために、本日のプラセンタ配合化粧品のお話が、これからのスキンケアの参考になれば嬉しいです。

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